「明太子って何歳ぐらいから食べていいのかな?」
「たらこを食べてアレルギーが出ることある?」
などと気になっている人も多いのではないでしょうか。
明太子やたらこのパスタを食べたいけど、
子どものアレルギーとかが気になりますよね。
この記事では、子どもがたらこ・明太子を何歳から食べていいのかを徹底解説しています。
- たらこを食べていい年齢
- 明太子を食べていい年齢
- たらこ・明太子でアレルギーが出た事例
- はじめてたらこ・明太子を与えるときの注意点
- おすすめ加熱方法3選
- 子ども向けにおすすめのたらこ・明太子
記事を読むことで、子どもにいつからたらこ・明太子を与えていいかがわかるようになりますよ。
たらこは何歳から?→3歳から食べていい

子どもは、3歳ごろからたらこ(生)を食べて大丈夫です。
0〜2歳の子は、消化器官が未熟なので、
化学物質(PCBやメチル水銀)や微生物(細菌や寄生虫)の影響を受けやすいです。
食品安全委員会によると、3歳未満の子どもは
- 生魚
- 加熱不十分な魚
- くん製
を食べてはいけないとのことです。
遵守すべき特別な衛生対策は、女児、妊娠可能年齢の女性、授乳期の女性については一般の提言を参照のこと。妊婦及び3歳未満の子供並びに高齢者や免疫が低下している者については、生魚や加熱不十分な魚及びくん製は食べないこと。
フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、水産物を食べることについて勧告及び提言を発表より引用
なので、たらこを食べさせるなら、3歳を過ぎてからにしましょう。
そして、のちほど詳しく述べますが、
始めてたらこを食べさせる場合は、
- 加熱処理をして
- 少量から
食べさせるようにしましょう。
加熱処理をしたたらこであれば、1〜2歳も食べてよいのでしょうか。
結論から言うと、しっかり加熱をしているのであれば、
- 食中毒の危険性
- アレルギーの有無
がしっかり確認できていれば、食べさせても大丈夫とのこと。
とはいえ、消化器官が未熟で、アレルギーも出やすい年齢なため、
無理して食べさせる必要はありません。
たらこは3歳を過ぎてから与えるのがベターなので、焦らずにいきましょう。
明太子は何歳から?→4歳から食べていい(ただし…)

では、唐辛子で辛味をつけた「明太子」は何歳ごろから食べていいでしょうか?
結論からいうと、4歳以降になってから食べるのがベターです。
その理由と注意点を見ていきましょう。
理由:消化器系が発達するのが3〜4歳ごろだから
理由は、消化器系が大人と同じぐらいまで発達するのが3〜4歳ごろと言われているからです。
消化器系が未発達の状態で辛いもの・刺激の強いものを食べてしまうと、
腹痛や下痢をしてしまうことがあります。
0〜3歳のうちは、刺激の強い食べ物はさけるようにしましょう。
注意点:味覚が麻痺しやすいので、薄味が基本
消化器系が発達すれば、何でも食べていいかというと、そういうわけではありません。
辛いものを食べるときに気をつけたいのが「味覚」。
子どもは大人よりも味覚が敏感なため、辛いものを食べ過ぎると味覚が麻痺してしまうことがあります。
味覚が完成するのは、10歳ごろ。
子どもが辛いものを嫌がっているときには、無理に食べさせないようにしましょう。
また、幼少期から「濃い味」「刺激的な味」に慣れすぎると、
- 微妙な味の違いがわからない
- 濃い味じゃなければ満足できない
といった味覚障害が起き、将来の食生活に影響する可能性があります。
濃い味に慣れてしまうと、
- ガン
- 脳梗塞
- 肝臓病
などの生活習慣病にかかるリスクを高めることに。。。
「消化器系の発達」という意味では、4歳ごろから明太子を食べて大丈夫ですが、
「味覚の発達」と言う意味では、お子さんの成長・好み・将来の味覚障害等を考慮して、少量ずつ食べさせるようにしましょう。

わが息子は、小2(8歳)だけど、まだ「辛いの嫌〜!」と言って食べてくれません
たらこ・明太子で子どもはアレルギーが出やすい?

たらこや明太子を食べることで、子どもにアレルギーが出ることがあります。
平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書によると、
アレルギー反応が出た4,851人のうち、10人は「たらこ」という結果が出ました。
魚卵類の内訳は、イクラが 184 例(魚卵類の 94.8%)で最も多く、タラコが 10 例であった。それ以外の魚卵類の報告は無かった。
平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書より引用
件数としてはそこまで多くはありませんが、一定数アレルギー反応が出ることがあるので、与えるときは注意が必要です。
また、たらこ・明太子には添加物も含まれているので、
添加物が気になる方は
- 無添加・無着色のたらこ、明太子を選ぶ
- 有名メーカーが取り扱っているものを選ぶ
ようにしましょう。
スーパーに売っている安い明太子は、たくさんの添加物が含まれていることがあります。
明太子の添加物について詳しく知りたい人は、こちらも合わせてお読み下さい↓

はじめてたらこ・明太子を与えるときの注意点

子どもにはじめて「たらこ」「明太子」を与えるときの注意点を3つまとめました。
アレルギー・体に関わることもあるので、必ず読んでくださいね。
病院が開いている午前中に食べさせる
はじめてのたらこ・明太子は、
病院が開いている午前中に食べさせましょう。
魚卵を口に入れてから、アレルギー反応が出るまで2時間ほど。
休日・夜などの時間に食べさせてしまうと、
アレルギーが出たときに、病院に連れていけないので危険です。
「はじめてのたらこ・明太子は病院が開いている午前中」というのをしっかり覚えておきましょう。
加熱して少量から与える
はじめてのたらこ・明太子は、消化器官に負担を与えないよう「加熱して少量から与える」のがおすすめ。
加熱の仕方は「レンジ」「フライパン」「トースター」などで簡単にできます。
レンジで加熱するときは
- 爪楊枝で穴を開ける
- ふんわりサランラップをする
- 600wで1〜2分
で完了です。
フライパンで加熱するときは
- アルミホイルに明太子を置いて酒を少量かけて、包む
- 周りに水を2cmほど入れ、蓋をする
- 中火(弱め)で8〜10分ほど加熱
で完了です。
トースターで加熱するときは
- アルミホイルに明太子を置く
- 200wで3分ほど加熱(様子を見ながら)
- ひっくり返してさらに2〜3分ほど加熱
- 焼き目が付いたら取り出す
で完了です。
たらこパスタ・めんたいパスタを作るのであれば、そのまま火を通すのでOKですね!
加熱したら、食中毒・腹痛を防げるので、安心して食べさせられます。

ただし、いきなり大量に食べさせたらダメよ!
少量ずつ試してね
ちなみに、電子レンジでの加熱は、破裂することがあるので注意しましょう。
電子レンジで加熱したい方は、電子レンジで爆発しない加熱方法の記事をチェックしてくださいね↓

塩分が気になるなら、塩抜きを
明太子やたらこは、塩分が多い食品です。
食品名 | 食塩相当量 |
---|---|
たらこ | 4.6g |
明太子 | 5.6g |
3〜5歳の塩分摂取量は、4.0〜4.5g未満となっているため、
たらこ・明太子を100g食べてしまったら、それだけでオーバーしてしまいます。
塩分の量が気になる場合は、塩抜きをしてから食べさせましょう。
たらこ・明太子の塩抜きは、そのまま氷水に10〜20分つけるだけ。
これだけで、20〜30%ほどの塩分を減らせます。
子どもにおすすめの明太子・たらこ商品

これまで20社以上の明太子メーカーを食べてきた私が、
子どもにおすすめのたらこ・めんたいこ商品を紹介します。
基本は
- 「無着色」のもの
- 辛さ控えめのもの
- 子ども向けのもの(あんまりないけど)
を選ぶとよいです。
「子どもにおすすめのたらこ」「子どもにおすすめの明太子」をそれぞれ見ていきましょう。
子どもにおすすめのたらこ
たらこは明太子と違って辛くないので、
どれを選んでも、お子さんは食べられるでしょう。
ただし、添加物が気になる方は「無添加」のたらこを選びましょう。
愛情たらこのみなとのたらこは、無着色・無添加なので、お子さんにも安心ですよ↓
子どもにおすすめの明太子
子ども向けの明太子として商品化されているのは、ふくやのこども明太子だけ。
子ども向け明太子を試してみたい方は、こちらをチェックしてみてくださいね↓
\ 子ども向け明太子が買える /
また、辛さ控えめな明太子は、当ブログで作成しているめんたい味MAPで確認できます↓

辛さ控えめで、お子さんにも食べやすい明太子は、
- あっさり系がいいなら、稚加榮の明太子
- コクが深い系がいいなら、島本の明太子
島本の明太子は、当ブログでイチオシの明太子なので、ぜひ家族みんなで試してみてくださいね↓
何歳からOK?→「たらこは3歳〜」「明太子は4歳〜」

子どもがたらこ・明太子を食べていい年齢について解説してきました。
- たらこ:3歳ごろからOK
- 明太子:4歳ごろからOKだけど、味覚への影響を考えて与えすぎないように
たらこ・明太子などの魚卵は、アレルギー反応が出ることもあるため、
はじめて与えるときは、
- 病院が開いている午前中に食べさせる
- 加熱して少量から与える
- 塩分が気になるなら、塩抜きを
の3つに注意しましょう。
子ども向けおすすめたらこと明太子もチェックしてみてくださいね↓
無着色・無添加たらこ
子ども向け明太子
明太子メーカー20社以上食べてわかった、
一番美味しい明太子教えます↓
