「明太子って…苦くない?」
「この前食べた明太子が苦かったのはなんでだろう?」
と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
…実は、明太子の中には
「苦味を感じやすい明太子」や
「食べ合わせによって苦味を感じること」
があるのをご存知ですか?
この記事では、明太子が苦い原因3つを紹介します。
また、対処法も紹介しているので、
苦い明太子に悩んだ経験がある方は、最後まで記事をご覧ください。
明太子が苦い原因①:成熟度
明太子が苦いと感じる理由1つ目は、成熟していない明太子を買ったことが考えられます。
明太子には5つの成熟段階があり、
どの成熟度の卵を使った明太子なのかによって、味・見た目・粒感が変わってきます↓
段階 | 成熟度 | 味 | 粒感 |
---|---|---|---|
ガム子 | 未熟 | 淡白 苦味あり | 粒感なし 皮あつい ねっとり |
真子 | 成熟 | 濃厚 旨味あり | 粒感あり 皮うすい |
目付 | 産卵前 | 旨味あり | 粒感あり 卵少し柔らかい 皮うすい |
水子 | 産卵直前 | 淡白 | 粒感なし (水分で液状) |
皮子 | 産卵後 | ほぼ皮だけ 明太子には向かない |
この中で、「ガム子」を使用した明太子は苦味を感じやすいです。
スーパーなどで安価に手に入れられるものは、ガム子が使われていることも多いため、苦味を感じることがあります。
つぶつぶ感もないから美味しくないんですよね。。。
明太子が苦い原因②:添加物
明太子には、保存料や発色剤などの添加物が使用されていることがあります。
これらの添加物は、明太子の色や風味を良くするために使われますが、中には苦味を感じるものもあります。
特に、先ほど紹介した「ガム子」を使った明太子は、
見た目・色味が良くないため、
添加物を多く使って見た目を美味しそうに見せる傾向にあります↓
添加物が多く使われている、未熟で安い明太子は、苦味を感じやすいので要注意ですね。
とはいえ、最近の有名メーカーの明太子は、かなり添加物の使用量が減っています。
昔は冷凍技術が未発達だったため、添加物に頼らなければなりませんでしたが、
今は新鮮なまま届けられるようになったので、
有名メーカーの明太子であれば、添加物の心配はしなくてよいでしょう。
明太子が苦い原因③:酸っぱいものとの食べ合わせ
明太子は、酸っぱいものとの食べ合わせで、苦く感じることがあります。
明太子に含まれるタウリンという成分は、酸に反応して苦味物質に変化することがあるので、
苦味を感じやすい方は、以下の食べ物を一緒に食べないほうがよいでしょう。
- 酢(ポン酢なども含む)
- レモン
- 柑橘類
- ヨーグルト
- 乳酸菌飲料
など
「一緒に食べたいけど、苦味は感じたくない」というのであれば、
あいだに牛乳などの乳製品を挟むと、苦味を中和できます。
(ただし、ヨーグルトなどの乳酸菌系の酸味があるものは✕)
酸っぱいものと明太子を一緒に食べたいなら、牛乳片手に食べてみてくださいね。
苦くない明太子を食べたいなら
苦くない明太子を食べたいなら、
「成熟した真子・目付の状態」「添加物が少ない」明太子を選ぶとよいでしょう。
苦味がなくて食べやすい、私のお気に入りはこちら↓
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ぜひ、スーパーの安物明太子ではなく、
有名メーカーの「苦味が少なく美味しい明太子」を食べてみてくださいね。
まとめ:明太子は苦味の少ないものを選ぼう
苦味を感じやすい明太子の特徴を紹介しました。
明太子で苦い思いをしたくない方は、次の3つのことに気をつけましょう↓
- 成熟した明太子(真子・目付)を買う
- 添加物が少ない明太子を選ぶ
- 酸っぱいものと一緒に食べない
有名メーカーが出す明太子であれば、苦味を感じることがほぼなく、美味しく食べられますよ。
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