「明太子って再冷凍してもいいのかな?」
「再冷凍しなくていい工夫とかがあったら教えて欲しい」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、明太子の再冷凍はおすすめしません。
この記事では、明太子の再冷凍について
- 明太子の再冷凍をおすすめしない2つの理由
- 再冷凍しなくてすむ工夫
- 解凍したあとの賞味期限
- 大量に解凍してしまっても安心!明太子の大量消費レシピ
について紹介します。
明太子の解凍・再冷凍で失敗したくない方は、ぜひ記事をご覧ください。
明太子の再冷凍はおすすめしない!
家庭用冷蔵庫で冷凍した明太子を解凍し、
その後、再冷凍するのは、次の2つの理由からおすすめしません。
- 味・風味・食感が落ちる
- 食中毒のリスクが高まる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
味・風味・食感が落ちる
明太子は、一度解凍すると、
- 水分やうま味が抜ける
- パサパサになる
- 辛味が抜ける
というように、味が落ちてしまいます。
なぜ、味が落ちてしまうのか、理由は大きく2つあります。
1つ目は、冷凍することで、食材の細胞壁が傷ついてもろくなるからです。
解凍するとき、水分が出てきた経験がある人もいると思いますが、
これは細胞壁がもろくなってしまったことが原因。
急速冷凍ができれば、痛みを最小限に抑えられるのですが、
自宅の冷凍庫では難しいです。
2つ目は、冷凍焼けが起きるからです。
冷凍焼けの原因は、乾燥と酸化。
何度も解凍→冷凍を繰り返していると、多くの空気に触れるので冷凍焼けが進みます。
その結果、味や状態がガラリと変化してしまうのです。
味が落ちてしまうので、明太子を家庭用冷蔵庫で再冷凍しないようにしましょう。
食中毒のリスクが高まるから
もう1つの理由は「食中毒のリスクがあるから」です。
基本的に、冷凍庫で明太子を保管しておけば、細菌やウイルスが増えることはほとんどありません。
しかし、一度常温にすると、細菌やウイルスがどんどん増えてしまいます。
細菌やウイルスの中には、冷凍いても死なないものがあるため、
何度も何度も再冷凍をするたびに、細菌やウイルスがさらに増え、
食中毒のリスクが高まるのです。
明太子を一度解凍したら、そのまま全部食べきるようにしましょう。
再冷凍しないでいいコツ〜小分けで冷凍〜
明太子を再冷凍しないでいいコツは「小分けで冷凍すること」です。
そもそも、食べきれない分量を一度に解凍するから、再冷凍の必要が出てくるわけで、
食べられる分量ずつ解凍をすれば、再冷凍の必要性がなくなりますよ。
一本物の場合
一本物の場合は、1本ずつラップにくるんで、ジップロックに入れて冷凍しましょう。
ジップロック内の空気はできるだけ抜きます。
本気のときは、ラップ→アルミホイル→ジップロックにすると、最強です↓(いつもより急速冷凍できるから)
切れ子の場合
一度に食べる分量ずつ、ラップでくるんで、ジップロックに入れて冷凍しましょう。
ジップロック内の空気はできるだけ抜きます。
ばらこの場合
ジップロックなどの袋に、薄く伸ばして密封します↓
そして、さい箸などで押し付けて、小分けにしておくと使いやすいですよ↓
冷凍するときは、冷凍した日をジップロックの袋に書いておきましょう。
冷凍で1〜2ヶ月ほどもつものが多いわよ
そして、解凍するときは、食べる分だけ解凍するようにしましょう。
明太子のおいしい解凍のやり方は、こちらの記事で紹介しています↓
一度解凍した後の賞味期限は?
明太子の種類によりますが、
解凍したあとの明太子の賞味期限は、1週間ほどです。
1週間を目安に食べ切るようにしましょう。
理想は、その日のうちに食べきるのがベストだよ!
解凍しすぎたとき用の明太子大量消費レシピ
「大量に解凍してしまった、、、どうしよう。。。」
という方向けにおすすめの「明太子大量消費レシピ」を2つ紹介しますね。
めんたいマヨパスタ
- スパゲッティ 200g
- 明太子 60g〜お好みの量
- マヨネーズ 大さじ4
- 牛乳 大さじ4
- バター 20g
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
- 刻み海苔 適量
作り方
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(分量外)を加えてスパゲッティを茹でる。
- 明太子は薄皮を取り除いてほぐす。
- フライパンにバターを溶かし、明太子、マヨネーズ、牛乳、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
- スパゲッティが茹で上がったら、ゆで汁を少量加えながら、3と和える。
- 器に盛り、刻み海苔を散らして完成。
ポイント
- 明太子は、ほぐすときにあまりこねないようにしましょう。
- マヨネーズは、お好みで量を調整してください。
- ゆで汁を加えることで、ソースが絡みやすくなります。
アレンジ
- 茹でたブロッコリーやほうれん草を加えると、彩りがよくなり、栄養価もアップ。
- きのこやベーコンを加えるのも◎
- 最後に上に明太子をのっけると、お店のパスタみたいになります。
めんたいポテサラ
- じゃがいも 2個
- 明太子 60g〜お好みの量
- マヨネーズ 大さじ4
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
- 刻みねぎ 適量
作り方
- じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水に入れて茹でる。
- 明太子は薄皮を取り除いてほぐす。
- 茹で上がったら、じゃがいもを熱いうちに潰す。
- 明太子、マヨネーズ、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
- 器に盛り、刻みねぎを散らして完成。
ポイント
- じゃがいもは、茹で過ぎないように注意しましょう。
- 明太子は、ほぐすときにあまりこねないようにしましょう。
- マヨネーズは、お好みで量を調整してください。
アレンジ
- きゅうりやハムを加えると、彩りがよくなり、ボリュームアップします。
- 刻んだゆで卵を加えると、コクが出て、より濃厚な味わいになります。
めんたいマヨうどん
- うどん 2玉
- 明太子 100g
- マヨネーズ 大さじ3
- めんつゆ 大さじ2
- ごま油 小さじ1
- きざみのり 適量
- 卵 2コ
作り方
- うどんは袋の表示通りに茹でる。
- 明太子はほぐす。
- ボウルに明太子、マヨネーズ、めんつゆ、ごま油を入れて混ぜ合わせる。
- 茹でたうどんを加えて和える。
- 器にうどんを盛り、青のり・半熟卵をかける。
ポイント
- 明太子は、ペースト状にすると味がなじみやすくなります。
- マヨネーズは、お好みで量を調整してください。
- めんつゆは、お好みで濃さを調整してください。
- きざみのりは、たっぷりかけるとおいしく仕上がります。
アレンジ
- うどんを茹でるときに、ほうれん草やネギなどの野菜を一緒に茹でてもおいしいです。
- マヨネーズの代わりに、クリームチーズやチーズソースを加えてアレンジするのもおすすめです。
明太子は小分け冷凍して、再冷凍しないようにしよう
明太子は、再冷凍することで
- 味が落ちる
- 食中毒のリスクが上がる
ということを紹介しました。
再冷凍しなくて良いように、冷凍するとき「小分け」にして保存するようにしましょう。
もし、大量に解凍してしまったときは、めんたいパスタやめんたいポテサラを作って、
美味しく召し上がりましょう。
明太子メーカー20社以上食べてわかった、
一番美味しい明太子教えます↓