「賞味期限切れの明太子って食べても大丈夫なのかな?」
「加熱して食べれば大丈夫…だよね?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
どうも!明太子大好き「めんたろ」です
賞味期限が切れた明太子って、食べるかどうか悩みますよね。
私は明太子を大量に購入するので、
賞味期限切れの明太子とよく出会いますw
この記事では、これまで30社以上の明太子を食べてきた明太子マニアである私の
「賞味期限切れ明太子のマイルール(食べられるか・廃棄するかの判断基準)」を紹介します。
- めんたろの「賞味期限切れ明太子のマイルール」
- 明太子の状態チェックポイント
- 明太子の賞味期限の目安
- 賞味期限切れの明太子を食べるリスク
記事を読むことで、賞味期限切れ明太子を食べるか・処分するかの判断基準がわかるようになりますよ。
賞味期限切れ明太子のマイルール|2日までOK、3日目は加熱して食べてます
まず大前提の話をすると、
明太子の賞味期限は、冷蔵で10〜14日ほどで設定されているメーカーが多いです。
2週間ぐらいのメーカーが多いよ!
そして、明太子大好きな私が、
どのように「賞味期限切れ明太子」と向き合っているかというと、
- 賞味期限切れ2日目まで
→状態チェックして、OKそうだったらそのまま食べる(加熱することもあり) - 賞味期限切れ3日目
→状態チェックして、OKそうだったら加熱して食べる - 賞味期限切れ4日目
→廃棄する
というように、賞味期限切れ3日目までは、状態チェックして食べるようにしています。
3日を過ぎたら、(特に開封済みの場合)怪しくなってくるので、
食べれそうだったら加熱して、菌を倒してますw
今のところ、このルールで、生きてこれました♪w
とはいえ、
- 未開封か開封済みか
- 明太子の種類
- 冷蔵庫から出していた時間
- 冷蔵庫の設定温度
- 湿度
などによっても腐敗具合は変わってくるので、
単純に「日数」だけで判断せずに、
必ず状態チェックをしてから判断しましょう。
状態チェックは次の章で紹介するよ!
- 賞味期限:おいしく食べられる期間のこと。賞味期限を過ぎても、品質次第で食べられる可能性あり。
- 消費期限:その食品を安全に食べられる期限。消費期限を過ぎた食品は食べたらダメです。
明太子に生じされているのは「賞味期限」なので、期限を過ぎた後でも、品質次第で食べてOKなのです。
見た目やにおいでちゃんと判断しましょうね
賞味期限切れ明太子の状態チェックポイント
明太子の賞味期限が切れたときには、明太子の見た目と匂いを確認して、食べられそうかチェックしましょう。
たまに賞味期限切れ前でも、あやしいときがあるから、常にチェックは必要よ
見た目をチェック
まずは、見た目をチェックしてみましょう。
賞味期限切れ明太子が、以下の状態の場合は、食べるのをやめましょう。
- 変色している
鮮やかなピンクだったものが、くすんでいたり、白っぽくなっていたりしたら要注意!
※胆汁の色で黒〜緑色っぽく見えることはあります - 乾燥している
表面が乾燥して固くなっているものは✕ - カビが生えている
目に見えてカビが生えているときは即処分 - 表面にヌメリがある
箸などで触ってヌルヌル・ネバネバしていたら✕ - 糸を引いている
つぶつぶ同士で糸を引いていたら✕
お箸でつついたり、割ったり、広げたりしながら、よく観察しましょう。
1つでも当てはまったら即処分です
先日、明太子を腐らせてしまいました…。。。
どのような様子か見てみたい方は、こちらをご覧ください↓
(閲覧注意!!カビびっしりなので、お食事中の方は絶対見ちゃダメ!)
タップで動画(閲覧注意)
こんな感じで見た目が悪かったり、ヌメヌメしていたら、絶対食べないように!
明太子が腐るとどうなるのか詳しく見たい方は、こちらの記事もご覧ください↓
匂いをチェック
続いて、匂いをチェックしてみましょう。
新鮮な明太子は、海の香りがすることが多いですが、鮮度が落ちると魚臭さが増します。
変な匂いがしたら、食べないようにしましょう。
賞味期限切れ明太子は加熱すれば大丈夫なの?
「賞味期限切れの明太子は加熱すれば大丈夫」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
結論から言うと、見た目・匂いチェックで違和感があるものは、加熱してもダメです。
なぜなら、「加熱しても消滅しない菌・毒素が残る可能性が高い」から。
食中毒菌の中には加熱しても死滅しないセレウス菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌と呼ばれる特殊な細菌があります。
参考:東京顕微鏡院「加熱してもしなない食中毒菌」
なので、見た目・匂いなどに異変を感じた場合は、すぐに捨てるようにしましょう。
食中毒菌の中には、加熱することで倒せる菌もあります。
- サルモネラ菌(75℃・1分)
- 腸管出血性大腸菌(75℃・1分)
- カンピロバクター(75℃・1分)
- リステリア(65℃・1分)
- ノロウイルス(85〜90℃・90秒以上)
参考:内閣府 食品安全委員会「加熱してもなぜ食中毒が起こるのでしょうか?」
なので、私は、
賞味期限が切れて3日目の明太子の見た目・匂いチェックをして、
大丈夫そうなものは、加熱して食中毒のリスクを減らしています。
加熱で減らせるリスクは減らしておこう
明太子の賞味期限の目安
明太子の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。
実際の明太子メーカーの賞味期限も確認しながら、紹介しますね。
明太子(冷蔵)は約2週間
冷蔵状態で保存した明太子の賞味期限は、2週間ほどに設定されていることが多いです。
- 島本:冷蔵15日
- 福さ屋:冷蔵14日
- ふくや:冷蔵15日
- かねふく:冷蔵8日
- やまや:冷蔵14日
- 博多まるきた水産:冷蔵14日
- かば田:冷蔵14日
- 稚加榮:冷蔵14日
- 福太郎:冷蔵14日
- あき乃家:冷蔵10日
スーパーに置かれている明太子は、もう少し早く賞味期限がくることもありますが、
大まかに2週間ほどと思っておくとよいでしょう。
冷凍した明太子は1〜2ヶ月
冷凍することで、1〜2ヶ月は品質を保つことができます。
メーカーによっては、冷凍した場合の賞味期限を表示してくれていることもあります。
- 島本:冷凍2ヶ月
- かねふく:冷凍3ヶ月
- あき乃家:冷凍3ヶ月
食べきれないと判断したら、早いうちに冷凍保存するようにしましょう。
明太子の冷凍の仕方は、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
賞味期限切れの明太子を食べるリスクは…?
賞味期限切れの明太子を食べると、食中毒になるリスクがあります。
明太子やたらこなどの魚卵製品は、リステリア菌による食中毒が起こりやすいです。
菌の特徴
リステリアは、他の一般的な食中毒菌と同様に加熱により死滅しますが、4℃以下の低温や、12%食塩濃度下でも増殖できる点が特徴です。
一般に、食品を冷蔵庫で保存したり、塩漬けしていると、食中毒菌が増えないと思いがちですが、このような条件でもリステリアは増殖し、食中毒の原因になる恐れがあります。
〜(中略)〜気をつけた方がよい食品
欧米では、ナチュラルチーズなどの乳製品、生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品、コールスローなどのサラダなどでリステリアによる集団食中毒が発生しています。
また、国内では、乳製品、食肉加工品や魚介類加工品などから、とても菌数は少ないですが、リステリアが検出されています。冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品は、原因となりえますので注意が必要です。
引用:厚生労働省「リステリアによる食中毒」より
健康な成人であれば、感染しても軽い胃腸炎ぐらいで済むことが多いですが、
高齢者・免疫不全者・乳幼児は、重症になることも多く、
特に妊婦さんは、流産や早産・死産の原因となることがあるそうです。
異変を感じた場合は、すぐに廃棄してね!
まとめ:賞味期限切れ明太子は、状態をチェックして食べるか決めよう
明太子マニアの私が、賞味期限切れの明太子とどのように付き合っているかを紹介しました。
私は、以下のようなマイルールで食べるか廃棄するか決めています。
- 見た目、匂いをチェック
→見た目:変色・乾燥・カビ・ヌメリ・色などをチェック
→匂い:生臭い匂いがしないかチェック - 問題なさそうだったら
→賞味期限後1〜2日:そのまま食べる(加熱することもあり)
→賞味期限後3日:加熱して食べる
→賞味期限後4日〜:廃棄
たとえ、賞味期限内だったとしても、
少しでも怪しいと思った場合は、食べずに廃棄するようにしましょう。
また、加熱して死滅させられる菌も多いので、
異常がなさそうな場合も、加熱して食べると少し安心ですね。
(加熱してもすべての細菌が死滅するわけではないので「加熱すれば安全」という過信は危険です)
加熱の仕方はこちらで紹介しています↓(電子レンジはちょっと危険なので、要チェック)
ここまで、賞味期限切れの明太子について話してきましたが、
最後に一番言いたいことがあります。
それは、
明太子は、新鮮なうちに食べるのが一番美味しい!!
ってこと。
なので、賞味期限関係なく「早めに食す」ように心がけましょう!
最高に美味しい状態で明太子を食べようね!!
明太子は、お弁当に入れると腐りやすいので注意が必要です。
お弁当に明太子を入れたい人は、
- 加熱していれる
- 冷えてから入れる
- 保冷剤を使う
の3点を意識してください。
詳しく知りたい方は、明太子を弁当に入れて腐らせない方法の記事をご覧ください↓
明太子メーカー20社以上食べてわかった、
一番美味しい明太子教えます↓